企業紹介
技術とハートが夢を担う
人は科学に夢を馳せる。だから技術の発展に終わりがない。
モノが人の夢に近づけば、近づくほど、そのバックグラウンドには、旺盛なチャレンジ精神と、ゆるぎない技術力が必要となる。
決して目にとまるものではないが、夢を実現させるためにはなくてはならないものであると思う。
進化するモノに命をふきこむパーツもまたそのひとつ。
何故なら、例えば自動車にしても、エンジンの機能を失っただけで、人に夢を与えることはできないのだから。
私たちはパーツの製造という技術を通して、これからも夢を担う。
そして熱いハートが常に、優れた創造力と技術力を、さらに「その先へ」と駆り立てる。
私たちはこんな事業をしています
当社は、自動車部品を製造しています。自動車には様々なユニット部品があり、当社では重要保安部品を数多く製造しています。
その中でも、エコカー向けのハイブリッド部品や、トランスミッション部品、エンジン部品が中心です。
これらの部品は、圧造から切削加工、熱処理までを「社内一貫生産体制」で造り上げ、お客様のニーズに答えております。
当社の魅力はここ!!
自動車メーカーに認められた「精密圧造の大野精工」
超大型から小型まで多彩なパーツフォーマーで生産する当社製品の98%は、複雑かつ特殊な形状の自動車部品です。取引のある大手自動車メーカーに「精密圧造の大野精工」と呼ばれるほど、高精度・高品質な製品づくりに挑み続けてきました。当社の根幹技術は精密圧造ですが、圧造後の切削・研削技術、自動車部品に必須の熱処理、さらに徹底した生産管理と品質管理を含めた自社一貫生産こそ、お客様に選ばれる最大の理由。一つ一つの工程にエンジニアが熱意とこだわりを持って生産し、多くの信頼に応えています。圧造のネットシェイプ化を進め、圧造完成品の提供にも成功するなど、改善に挑み続けています。今後は、更なる取引先拡大を目指します。
技術の応用&新たな視野で、サスティナブル社会へ貢献
100年に一度の転換期を迎えた自動車業界。自動車部品を手掛ける当社も、今、新しいモノづくりの時代に突入しています。固有の技術の応用、付加価値、幅広い視野と多方向からの検証、環境への配慮が必要です。圧造加工品の高精度化にとどまらず、機械の高速化、ロボットやAIの導入による省力化、無人化、合理化への取り組みを始めています。また、材料ロスが少なく、強度が高く、精度のばらつきも少ない圧造技術は、サスティナブル社会に適した製造技術です。当社のこれまでの経験、ノウハウを活かして、自動車業界だけでなく、産業用ロボットなど新分野への参戦を視野に、技術を高めていこうと考えています。創業85年の新たな挑戦です。
わずかな「?」を見逃さず、改善し進化していくエンジニア集団
新たな技術が生まれるとき、次の段階に進化するときに必要なものは。ヒラメキや偶然ではなく、わずかな「?」に気づき、一つの課題を考え抜き、真剣に追い求め、トライ&エラーを繰り返すエンジニアの姿勢です。ですから、当社では、日々の仕事の中での発見や違和感をきっかけに改善していく活動を大切にしています。マイナスがプラスに変わるのが見られる面白さや達成感が味わえ、改善事務局に改善提案をプレゼンし、評価されると表彰される事も。企業としての生産性の向上は、こうした地道で永続的な取り組みが支えています。創業してまもなく大野式耕運機を開発した当社の創造開発型スピリットは、こうして受け継がれて来たのです。
充実の生産拠点
常に進化する工場
21,000坪という広大な敷地に建つ本社工場と25,000坪の敷地を有する加茂工場。高度な技術が要求される精密部品製造にふさわしい工場を追求してきました。一元管理された各工場は、多様な課題に迅速、的確に応えられる設備と体制を整えています。今や一貫生産で、効率的に安定供給できる体制は、トップクラスです。
本社工場
加茂工場
最新の生産設備
全工場には、約2,000台の最新マシーンを導入。「圧造」技術をはじめ、「切削」「熱処理」など、多様性、コストパフォーマンスのニーズに対して高いレベルで実現しています。蓄積された生産技術と最新の設備は確かな製品を生み出し、高い信頼を得ています。
あくなきエンジニアリングの向上
高品質の製品を製造するためには、充実した設備だけではありません。そこにはエンジニアたちの日々の研鑽、あくなき向上心や情熱があります。そして、独自のノウハウや蓄積された経験が、設備とハイレベルで融合し、市場の高い要求に応えます。
会社概要
事業内容 | 自動車部品製造(トランスミッション部品、ハイブリッド部品、エンジン部品、燃料噴射装置周辺部品、ブレーキ装置部品、パワーステアリング装置部品)、電気通信部品製造(アレスター部品)、暖房器具部品製造(ストーブ部品) |
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創業 | 1935年3月 |
設立 | 1963年6月 |
資本金 | 4500万円 |
代表者 | 代表取締役社長 大野 雅史 |
従業員数 | 980人 ・女性220人 ・平均年齢37歳 |
事業所 | 本社・工場/新潟県新潟市南区新飯田2615番地1 TEL.025-374-2126 FAX.025-374-2867 加茂工場/新潟県加茂市大字北潟字五反場1218-1 TEL.0256-57-1621 FAX.0256-57-1622 |
主要取引先 | 大手自動車メーカー、ユニットメーカー |
大野精工の 三大技術 |
【精密圧造】 金型の中で材料を圧縮して形状を作り上げる加工法。生産効率やコスト面でも優れた効果を発揮 【切削・研磨技術】 圧造技術によるメリットをさらに高める工程。複雑な形状。寸法精度の高い加工が可能 【熱処理】 部品の耐久性を向上させる製造の重要工程。自動車部品には欠くことはできない特殊工程 |