企業紹介
技術とハートが夢を担う
人は科学に夢を馳せる。だから技術の発展に終わりがない。
モノが人の夢に近づけば、近づくほど、そのバックグラウンドには、旺盛なチャレンジ精神と、ゆるぎない技術力が必要となる。
決して目にとまるものではないが、夢を実現させるためにはなくてはならないものであると思う。
進化するモノに命をふきこむパーツもまたそのひとつ。
何故なら、例えば自動車にしても、エンジンの機能を失っただけで、人に夢を与えることはできないのだから。
私たちはパーツの製造という技術を通して、これからも夢を担う。
そして熱いハートが常に、優れた創造力と技術力を、さらに「その先へ」と駆り立てる。
果てしない未来に技術で挑戦し、世界に翔ばたく
大野精工は昭和10年3月の創業以来、常に技術を追求し、トップレベルを目指すべくたゆまぬ努力と挑戦を続けてまいりました。今日まで素晴らしい出会いに恵まれ、多大なご支援・ご高配を戴き、順調に歩んでこれたことを感謝してやみません。
当社は創業当時、設備も整っておらず修理を主体としておりましたが、やがて切削技術による製造業務を推進し、昭和40年の圧造技術との出会いをきっかけに大きな発展を遂げました。そして現在、「精密圧造の大野精工」という名が高まり、多くの信頼を得ております。
さて、自動車産業をはじめ現代の製造業界は秒単位で進化し、その一端を担う部品製造においても、次々に開発される製品の高性能化に即応する技術力を構築してゆくことが不可欠となっております。当社も不可能とされていた精密圧造において成功を収めて以来、数々、圧造の歴史を塗り替え、今なお未知なる可能性に向けて、一貫生産体制の強化、そして人材育成に取り組んでおります。
“果てしない未来に技術で挑戦し、世界にはばたく───”という企業使命感を胸に。今後も熱いハートと向上心で、価値あるパーツを高品質かつローコストで生産し、幅広く社会に貢献してまいります。どうぞ大野精工にご期待ください。
圧造技術
不可能を可能にした“精密圧造”の技術
時代に先駆けて取り組んだ、精密圧造のパイオニア。
今や自動車部品には欠かせない技術になっています。
昭和40年、まだ精密圧造が不可能とされていた時代に、圧造機を導入。
以来、あくなき挑戦と努力を続け、他社に先駆けて各種精密部品の量産、実用化に成功。
結果、自動車や通信機器、電気機器など精密さが要求される製造分野において 欠かせない技術であると同時に、生産効率やコスト面でも優れた効果を発揮しています。
お客様が求める製品に対して、それぞれにマシーンを設定しラインを確保します。
また、常に技術向上のために研究・開発を行い、ネットシェイプ化(加工レス化)に取り組み、新しい提案をしています。
切磋/研磨技術
高精度を必要とする卓越された加工技術
精度を限りなく高める製造の重要工程。まさにハイテクノロジーにふさわしい加工技術です。
圧造技術によるメリットを、さらに高めるのが大野精工の切削技術。
最新鋭の工作機械はもちろん、コンピューターやロボットを導入し、精密部品の精度を向上させています。近年、ますます要求が深まる高精度の部品、圧造技術のネットシェイプ化と切削技術の高精度化による相乗効果は 優れた生産性を実現し、高い評価と信頼を得ています。
熱処理技術
安心と安全が要求される特殊技術
製品の能力を最大限に発揮するために大切なこと。それは優れた耐久性を実現する設備と技術です。
熱処理は、圧造~切削を経た部品の耐久性を向上させる製造の重要工程です。
加熱、冷却をすることで金属は組織改善され、硬化し高い耐久性を実現します。
精度とともに安心と安全が要求される自動車部品には欠くことはできない特殊工程です。
大野精工ではさらに製品の性質を考慮し、その要求される性能によって 多彩な炉を使い分け正確さ・効率化を追求します。まさに「圧造」「切削」と並ぶ、重要な大野精工の3大技術です。
品質管理技術
確かな品質提供へ繰り広げるミクロの世界
品質に対する保証は大野精工のこだわり。不良ゼロをめざし徹底的に取り組んでいます。
大野精工では、3次元測定機をはじめ、歯車測定機、形状測定機、硬度計等、さまざまな最新機器を導入。それを駆使し、製品の特性を精密、正確に 測定・検査する徹底した品質管理を行います。
また、社内の各製造工程間をはじめ、社外の情報交換を活性化し、常に品質保証の充実に取り組んでいます。ISO9001を平成13年、ISO14001を平成16年に取得し、多くのお客様から品質の表彰をいただくなど、高い評価を得ています。
充実の生産拠点
常に進化する工場
21,000坪という広大な敷地に建つ本社工場と25,000坪の敷地を有する加茂工場。高度な技術が要求される精密部品製造にふさわしい工場を追求してきました。一元管理された各工場は、多様な課題に迅速、的確に応えられる設備と体制を整えています。今や一貫生産で、効率的に安定供給できる体制は、トップクラスです。
本社工場
加茂工場
最新の生産設備
全工場には、約2,000台の最新マシーンを導入。「圧造」技術をはじめ、「切削」「熱処理」など、多様性、コストパフォーマンスのニーズに対して高いレベルで実現しています。蓄積された生産技術と最新の設備は確かな製品を生み出し、高い信頼を得ています。
あくなきエンジニアリングの向上
高品質の製品を製造するためには、充実した設備だけではありません。そこにはエンジニアたちの日々の研鑽、あくなき向上心や情熱があります。そして、独自のノウハウや蓄積された経験が、設備とハイレベルで融合し、市場の高い要求に応えます。
会社概要
創業 | 1935年(昭和10年)3月 |
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設立 | 1963年(昭和38年)6月 |
資本金 | 4500万円 |
代表者 | 代表取締役会長 大野 雅弘 代表取締役社長 大野 雅史 |
従業員数 | 950名 ・女性200名 ・平均年齢37歳 |
事業内容 | 自動車部品製造(トランスミッション部品、ハイブリッド部品、エンジン部品、燃料噴射装置周辺部品、ブレーキ装置部品、パワーステアリング装置部品)、電気通信部品製造(アレスター部品)、暖房器具部品製造(ストーブ部品) |
事業所 | 本社・工場/新潟県新潟市南区新飯田2615番地1 TEL.025-374-2126 FAX.025-374-2867 加茂工場/新潟県加茂市大字北潟字五反場1218-1 TEL.0256-57-1621 FAX.0256-57-1622 |
主要取引先 | 大手自動車メーカー、ユニットメーカー |